【指しゃぶりの原因とは?】年齢別にみた意味合いの違いを解説。

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おしゃぶり 育児

指しゃぶりの原因ってなんだろう?

今悩んでいませんか?

子育てをしていると「おしゃぶり」は使いませんでした?
赤ちゃんの専門店やドラッグストアでも身近に見かけませんか?
それだけ「吸う行為」は小さい年齢の頃からあって当然です。

おしゃぶり

でも?
今のあなたのお子さんの年齢はおいくつでしょうか?
0歳?1歳?2歳?3歳?4歳?5歳?…
周囲と比べてみて、「うちの子まだしてる…」「保育園のお友達はしてないな…」
と感じていませんか??

小さいうちは「かわいいな」と思っていても、今はいかがですか?
同年代のお子さんがしていなくて「やばい…」と思っていませんか?

  • 指しゃぶりの原因ってなんだろう?
  • 指しゃぶりって何歳までは許容範囲
  • 指しゃぶりの影響って何があるの?
  • 指しゃぶりをやめさせてもいいの?

こんな悩みをもつ親御さんに向けて、この記事は書いていきます。

これを読めば、指しゃぶりの原因と考え方について解決できます。

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指しゃぶりの原因とは?

指しゃぶりの原因とは、たくさんの事がいわれています。

ここで極論です!
「赤ちゃんにとっての指しゃぶり」と、「中学生の指しゃぶり」では受ける印象が全然違いません?
後者はどうした???となりますよね??

「していても問題ない年齢範囲」であれば、「温かく見守るが正解」です。

原因としては、以下の場合に指しゃぶりをしやすいといわれています。

  1. 哺乳行動(おっぱいを吸う動作)のひとつ
  2. 遊びのひとつ
  3. 退屈・不安な場合

お子さんがどんな時にしているのか?
年齢はどこに当てはまるか?
考えてみて下さい。

赤ちゃんの指しゃぶり

指しゃぶりの許容範囲とは?

指しゃぶりは、胎児の時から行っているといわれています。

これは、生まれてくる前に哺乳行動の準備をしているためといわれています。

成長とともに、だんだんとしなくなり、最終的に小学校入学前にはほとんどのお子さんがしなくなるといわれています。

年齢だけで考えれば「4~5歳までが許容範囲」と考えていいと思います。

それ以降は、やめさせていく方向に目を向けないとダメだと思います。
理由は以下にあります。

小学生

指しゃぶりの意味合いとは(年齢別)

指しゃぶりの許容範囲は前述しました。

では、年齢別で捉えた場合の指しゃぶりは「意味合い」が異なります。
これも極論の話しでしたが、簡単なイメージとしては「赤ちゃん」VS「中学生」の指しゃぶりです。
では、考えていきます!

子供が考える

指しゃぶり:胎児の段階(本能行動)

お母さんのお腹の中にいる時の話しです。
羊水の中で、指しゃぶりをしていることがあります。

お腹のエコーなどでお医者さんに言われたことはりませんか?
24週くらいには、指を口で吸う動作がみられることがあります。

この年齢の段階では哺乳行動のための指しゃぶり」をしています。
生まれる前から、赤ちゃんも準備をしているなんて神秘的ですよね!

赤ちゃん

指しゃぶり:哺乳期の段階(遊び・知識の構築)

ここからは生まれてからの話しです。

生後2~3か月は、手や足を口元に運んで、反射的に吸う動作をたくさん行います。

5か月くらいからは、物などを舐めて形、材質、味など、知識を増やしていきます

口は感覚が発達しているので、最初はこのようにして知識を増やしていきます。
「遊び感覚」や「学習して知識を増やしていく行動」と考えていいと思います。

知識の構築

指しゃぶり:離乳期の段階(精神的な影響)

卒乳の段階の頃です。

口の動きとしては、「吸う」→「噛む」に段々と変化してくる時期です。
ここからは、機能的な意味よりも精神的な意味が強くなってきます

卒乳した後に指しゃぶりが増えた経験はありませんか?
なぜでしょうか?

もしかしたら赤ちゃんが「おっぱい吸えなくて退屈だな」「つまんないな」などと思っているかもしれませんね。

そうしたちょっとした部分の「精神的な影響」が指しゃぶりの行動につながる場合があります。

退屈な子供

指しゃぶり:幼児期の段階(だんだん減少)

1~2歳の段階では、幼児期前半に該当するため、精神的な意味合いで行う場合があります。
3歳を過ぎると、お友達や外で遊ぶことが増えて指しゃぶりはだんだんと減ってきます

息子もそうですが、ずっと指しゃぶりをしていた状態から「就寝時」だけするようになりました。
このあたりも、3歳を過ぎてが多くなりました。

「安心感」を得たい場合など、「気分を落ち着かせたい」場合に行うようになります。
5歳を過ぎると、社会性の発達がグンと伸び、自然と消失する場合がほとんどになります。

外で遊ぶ子

指しゃぶり:学童期(ほとんど見られない)

就学時はほとんど見られず、仮にあったとしても、声掛けで修正できることが多いです。

ただ、この時期にしている場合は歯並びや、発音などにも影響する場合が多いので、この時期よりも前に小児歯科に行くなど、対応をしましょう。

歯医者

指しゃぶりの影響とは?

良い影響、悪い影響があります。

良い影響の場合は?

  1. 発達的に重要
  2. 精神的に安定をもたらす

3~4歳の時期にはだんだんと指しゃぶりが減ってきます。
この時期から、注意して観察するようにしましょう。

悪い影響の場合は?

  1. 歯並びの問題
  2. かみ合わせの問題
  3. 発音の問題

4歳~常時している場合は影響する場合が強くなります。
5歳までにはなくなるように、親が働きかけましょうね。

注意

指しゃぶりをやめさせてもいいの?

年齢で考えましょう。

3歳までは無理にやめさせなくてもいいでしょう。
なぜなら、精神的に必要な安定剤の役割を果たしている場合が多いからです。

4歳から常時している場合は、親がやめさせるように働きかけることを検討しましょう。
注意をそらす声掛けや遊びや外的な方向へ意識を向けさせる。

など、行動を変化させてあげましょうね。
それでも無理な場合は早めに小児歯科に行き、相談をしてみましょう。

相談する

指しゃぶりの原因のまとめ

  1. 年齢の段階で意味合いが異なる
  2. 4歳までは許容範囲
  3. 4歳を過ぎても常時している場合は親が働きかける
  4. 無理そうであれば小児歯科に相談

大切なポイントとしては、上記になります。

お子さんが、何歳なのか?
年齢別にみた場合、許容範囲に該当していれば「温かく見守る」が正解です。

急にやめさせることは無理なので、ちょっとずつ意識して早めの段階で働きかけていくことは、親も子もストレスになりすぎないと思います。

最終手段で息子には使いましたが、無添加で安心なものです。
どうしても困っている場合は、試してみると良いかと思います。

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